AFTER WEDDING STORIES #004
優樹さん・真貴子さんご家族
2012年6月挙式 軽井沢高原教会
4年前に式を挙げられた優樹さん・真貴子さんご夫婦。真貴子さんのお仕事のご縁をきっかけに式を挙げられました。
式後、お二人だけの時期も、お子さまが生まれてからも、毎年様々な季節に軽井沢に遊びにいらっしゃっているそう。
走り回るのが楽しくて仕方がない様子のお子さまを追いかける、幸せそうな笑顔のお二人にお話を伺いました。
軽井沢を選んだきっかけは、真貴子さんのホテルブレストンコートのパンフレット撮影と伺っています。お仕事で携わった会場でご自身の式を挙げられたのは、どのような経緯があったのでしょうか?
真貴子さん お仕事で訪れるうちに、軽井沢の雰囲気とか、美味しいごはんとか、スタッフの皆さんの優しさとか、なんて素敵なんだろうって感じて。それから一番は、軽井沢高原教会の空気感に惚れ込んでしまいました。
真貴子さん 結婚が決まってフェアに参加したら、彼もすぐに気に入ってくれて。私、模擬挙式で号泣してしまったんですよ!牧師先生が、決まりきった言葉じゃなくてご自身の言葉できちんと話をされていて。
優樹さん 「二人のためだけの結婚式ではなく、お互いの家族同士が一つになって一緒に歩んでいく、家族のための結婚式です」という話に共感して。二人とも家族と仲が良くて大事に思ってきたので、ぴったりの結婚式だなと感じました。
結婚式当日はいかがでしたか?
真貴子さん 挙式では母もお義母さんも泣いてしまいました。ただ、泣いてもその後は清々しいというか、しんみりしたまま終わることはなくて。教会内に自然光が入ってきたりとか、高い天井とか、外に出たら爽やかな緑が目に飛び込んできたりとか、そういうことのおかげかな。
真貴子さん パーティはとにかく皆に楽しんでもらいたくて、皆が待っていたり準備したりという時間が生まれないよう、余興もお色直しも無しにしました。会場の隅々まで見渡せて、会話も写真もたっぷりで、アットホームな感じだったね。
優樹さん 目の前でフランベしてくれる演出も良かったね。ちょっとしたイベントになって。それに野菜が美味しい!鮮度が違いますよね。今でも、都内の結婚式に参列すると「優樹のときは軽井沢だったね」「良かったよね」と友人たちに言ってもらえて。来てくれた人たちにも強く印象に残っているというのは嬉しいですね。
真貴子さん 父は楽しくて楽しくて、パーティでは一滴も涙を流さなかったくらい(笑)。母は「料理が美味しい」って喜んでくれて。親孝行ができた結婚式だったなって思います。
式後はどのように過ごされましたか?
真貴子さん 夜、両家と一緒に敷地内にあるカジュアルレストランで食事をしました。もし都内での式ならすぐに解散していたと思いますけど、泊まりで来ていたので「せっかくならご一緒に」って。両家が一斉に集まることって滅多にないじゃないですか。式の後またゆっくり話せたり、改めてお祝いできて良かったです。
優樹さん あのとき宿泊したデザイナーズコテージも良かったよね。とても静かで、柔らかい自然光が入ってきて。式前も落ち着いて過ごせました。
真貴子さん そうそう。軽井沢まで来たら今更バタバタしても仕方ないな、って。なので前日から結婚式モードで、3日間、幸せな時間がゆっくり続く感じでしたね。
式以来、軽井沢へはどのくらい来られていますか?
真貴子さん 毎年来ていて、もう4回目になりますね。「今年はいつ行こうか」って話して。どの季節に来ても素敵じゃないですか。春と夏はもちろん良いし、秋の紅葉も綺麗だし、寒い時期に来ても深々としていて素敵だし。
優樹さん 意外と近いのも良いですね。わざわざ休みを取らなくても、週末でふらっと来られて。二人だけの頃は、ドライブをしたり、アウトレットで買い物したり。
真貴子さん 子どもが生まれてからは、ホテルの敷地やハルニレテラスをこの子とお散歩するだけでも楽しくて。
優樹さん くまのプーさんで「何もしないをしてるんだよ」ってあるじゃないですか。その感覚に近くて。何か目的があるわけでもなく、散歩しているだけなのに、それが良いんです。
真貴子さん それってすごいことですよね。都心にいたら「何かしなきゃ」って気持ちになっちゃうのに、ここにいると、のんびりしている時間がとても贅沢で。軽井沢ならではの空気感ですよね。
ホテル滞在中の楽しみはありますか?
真貴子さん ホテル内どこに行っても「おかえりなさい」って言ってもらえることですね。決して面識のあるスタッフの方ばかりじゃないのに、なんだか昔から知っているような気がしてしまうほど、とても温かく迎えてくれて、ホームに帰ってきたような気持ちになります。
優樹さん そして食事が美味しい!フランス料理の「ユカワタン」は、特別感があって良かったし、ノーワンズレシピの朝食も大好きです。
真貴子さん お部屋もバリエーションがあるので、二人だけの頃と子どもが生まれてからで使い分けができて良いですね。このファミリーコテージはすごく広々としていて、昨年この子がハイハイしていた頃は、思う存分動き回れて嬉しそうでした。一棟一棟離れているのでとても静かだし、まわりに気を遣わなくて済むのも快適です。
お二人にとって軽井沢とは……?
優樹さん うーん……“二人に還る場所”、ですかね。今は子ども中心の生活ですけど、ここに来ると夫婦として二人でもう一度、話ができるんですよ。普段ケンカもしますけど、夫婦になった場所に立ち戻ることで、二人を一旦リセットできるというか。
真貴子さん そうそう、軽井沢に来ると二人で話す時間が増えるんです。何もなくて時間に追われていないから、っていうのもあるのかな。普段は慌ただしいし、子どもの話ばかりになってしまうんですけど、結婚式の思い出話をしたりとか、お互いの話をしたりとか。
優樹さん 僕たちにとって、独身最後の夜も、夫婦最初の夜もここですからね。
真貴子さん そんな大切な場所にいつでも戻って来られるのって素敵ですよね。毎年同じ場所で新しく思い出を作っていけるのも良いし。
優樹さん 子どもが大きくなって多感な時期を迎えても「軽井沢に行きたい」って言ってくれるような子に育ってくれたらいいな。
“二人に還る場所”で、夫婦としての会話や時間を楽しまれていたお二人。
素敵なお話をたくさんお伺いできました。
ぜひこれからも、「何もしないをしてるんだよ」の軽井沢の休日を満喫してください。